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真実の愛



僕は真実の愛に気づいてしまった。

こんなに近くに最も愛すべき存在があるなんて思ってもみなかった。

こんな愛しい気持ちになれるなんて・・・



街には愛という言葉が散乱しているが、僕のこの思いに比べたら全ては戯曲に過ぎない。

なあそう思うだろ?





そう呟きながら、少年は鏡に映るその姿にうっとりとしていた。



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